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2010年10月8日(土)
第二日目 北アルプス 雷鳥沢から内蔵助平へ 

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雷鳥沢出発
朝、5時起床
夕べから今朝にかけて、冷え込む。
それもそのはず、テント外側は勿論の事、内部も完全にパリパリに凍っており、卸たてのマイナス32度まで耐えうるシュラフ「モンベル スーパーストレッチダウンバーガー#0」の外皮も凍っている。
シュラフカバー位持って来れば良かった(^_^;)
見れば枕元に置いていた水が入ったペットボトルも芯まで凍っているので、相当な冷え込みと思われる。
朝食の為にお湯を沸かし、テント内部を温めると内部は一気に凍った露が溶け出して、シュラフを含めた内部一式がびしょ濡れになってしまう。
やはり、こういう時のテントは冬季対応が良いのだろう・・!
今回は軽量化にこだわった装備をしたが、テント(アウトドアリサーチ ナイトヘブン)は、フライシート無しのシングルウォールなので、外気の温度がもろに内部まで伝わってしまうようだ。
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真砂岳中腹
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剱御前方面
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雷鳥沢より

朝食を済まし、四本爪アイゼンを装着して、真砂岳へと向かう。
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真砂岳中腹より大日岳
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真砂岳中腹より大日岳
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真砂岳中腹より

真っ青な青空に真っ白な新雪が光り輝く、サングラスは必須だろう。
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真砂岳より雄山
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真砂岳より
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真砂岳より

この雷鳥沢から真砂岳へのルートは、初めてだが尾根沿いを歩く関係上、景観が非常によく、ルートもはっきりしているので、歩きやすい良いルートだ。
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真砂岳より室堂
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真砂岳より室堂
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真砂岳より富士の折立

雷鳥沢から室堂が小さく見える。
向かって、左横にそびえる「富士の折立」が壮大だ。
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真砂岳
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真砂岳山頂
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真砂岳

雷鳥沢から約1時間35分で真砂岳山頂に到達する。

正面に見える白馬の山々も山頂は真っ白だ。
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白馬をバックに
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白馬をバックに撮影
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内蔵助小屋

真砂岳山頂の直ぐ下に位置する内蔵助小屋にヘリコプターが舞い降りていた。

聞くところによると、明日で小屋を閉めるとの事。
冬支度が本番だ。
とりあえず、内蔵助小屋にて休憩することにした。
すると、小屋の親父が来て「下の廊下」は、昨日崩落があり通行不可との事。
さらに、この先の内蔵助谷も崩落がありルートが難しいらしい。「室堂」にも「雷鳥ヒュッテ」の掲示板にも、崩落の事は記載されていなかったのに・・!
それは無いだろう('_')
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富士の折立
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内蔵助カール入り口
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富士の折立

内蔵助小屋から内蔵助カールへは行けるとの事で、とりあえず、この先の内蔵助平まで行って、ダメならルートを変更して仙人小屋方面へ行くことにする。
この「富士の折立」と緩やかな「真砂岳」の間に存在する「内蔵助カール」ですが、実は、1989年(平成元年)10月9日に大量遭難事故が発生した。

中高年10人のパーティーは、霙がやがて雪に変わり多くの登山者が引き返す中を縦走路に入っていきました。そしてこの吹きっさらしの稜線で寒さと疲労とで次々にダウンし6人が凍死、その後さらに2人が搬送先の病院で亡くなったのです。
通常であれば内蔵助山荘までもほんの15分ほどの距離でした。
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内蔵助カール
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内蔵助カール
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内蔵助カール

美しい変化にとんだ景観

厳冬期は、内蔵助平までスキーが楽しめるとの事らしい。
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黒部第四ダム
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針ノ木岳
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内蔵助カール

実に、この内蔵助カールは雪あり、カラマツあり、岩あり紅葉ありで素晴らしい景観にとんだルートだ。
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針ノ木岳
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内蔵助カール
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内蔵助平
この内蔵助カールを下るルートは、通常、人があまり歩いていないせいかルートが傷んで無く、しかも景観を塞ぐ大きな樹木が無いせいもあり、美しく、約1.000メートルほど一気に下るルートなので、非常に高度感抜群だ。
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内蔵助カール
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雪渓のクレバス
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内蔵助カール

多少のルートファインティングが必要で、ロープによる懸垂下降の技術も必要!

ビギナー向きでは無いと思われる。
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内蔵助カール
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内蔵助カール

懸垂下降をいくつか繰り返し、高度を稼ぐと直下に内蔵助平、奥に針ノ木岳が迫ってくる。
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立山高原バスより
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内蔵助平手前
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雪渓


約1時間ほど下ったところで、巨大な雪渓が前を絶ち塞ぐ。
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内蔵助平手前
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内蔵助平手前
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内蔵助平手前

段々と内蔵助平が迫ってきた。
この地点は、標高1750mほどで真砂岳から1110m下ってきたことになる。
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内蔵助平の案内板
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内蔵助平
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岩舎

ネットで見た岩舎がやっとあった。
相棒が岩舎の上に上ると、一応テントが張れるスペースがあるようだ。

内蔵助平は更に500mほど下って行く。
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内蔵助からハシゴ谷へ
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ハシゴ谷にてテント設営

室堂を出発してから8時間歩行した。
谷合の日暮れは早いようで、午後3時を回ったら日暮れが近づいていた雰囲気がある。
明日は、計画している阿曾原への最大の長丁場になりそうなので、 出来るだけ近づきたい為にハシゴ谷にてテントを張れる場所を探し回る。

すると、内蔵助谷方面で「ド〜ン!、ド〜ン!、ガラガラ、ガラガラ・・!」などと耳を劈く様なものすごい音がした。
どうやら、内蔵助谷方面が崩壊したらしい!


この時点では、既に最初の計画の「下の廊下」へは諦めていたのだが、ここからの「下の廊下」への唯一のルートである内蔵助谷が崩壊したことにより、踏ん切りがついたと言うものだ・・!
しかし、考えようによっては、「下の廊下」へ通常のルートである黒部ダムから入ったとすると、私たちは崩壊に巻き込まれてしまっている可能性が高いと思われ、身の危険を感じる。
一瞬、この先の「水平歩道」周辺は大丈夫なのだろうかと不安を感じる。

PM4時半 やっと場所を途中に発見・・!
夕食を摂取して、早々にテント内に潜り込む。
第三日目 北アルプス 内蔵助平からハシゴ谷乗越を経てへ続く